記憶力が気になりだしたら…認知症予防運動コグニサイズで認知機能をアップ

2017年03月16日

 

中年期になると気になる肥満や運動不足。これらは生活習慣病やメタボリックシンドロームの原因の1つになっていることはよく知られています。でも実は認知症の危険因子にもなっていることを、ご存知でしょうか? そこで認知症予防に有効といわれている運動「コグニサイズ」を紹介します。

 

国立長寿医療研究センターが開発した「コグニサイズ」

 

認知症とは、脳細胞の老化・劣化によって記憶や判断力に障害が起こり、通常の日常生活が満足におくれなくなった状態のことをいいます。原因となる病気の違いによって、アルツハイマー型認知症レビー小体型認知症前頭側頭型認知症脳血管性認知症などがあります。

 

なかでも近年増加傾向にあるのがアルツハイマー型認知症で、自分の行動や体験したことを忘れる、判断力が低下するなどの症状が徐々に進行していきます。
遺伝的要因に起因するとされる若年性アルツハイマー病は別として、認知症予防のために私たちが日頃から気をつけてできることがあります。その一つが、国立長寿医療研究センターが開発した認知症予防運動「コグニサイズ」です。

 

頭と体を同時に使うコグニサイズ

 

認知症予防を目的とした運動として注目されている「コグニサイズ」。これはcognition(コグニション:認知)とexercise(エクササイズ:運動)を合わせた造語で、体の運動と脳の活動を同時に行うことで認知機能を維持したり、向上させたりする効果があると言われています。本格的な認知症を発症する前には「軽度認知障害(MCI)」というグレーゾーンの段階がありますが、コグニサイズはMCIから認知症へ移行するのを予防するためのプログラムでもあります。やってみてラクなものから始めて、クリアしたら少しずつ負荷をかけていくのがポイントです。

 

<コグニサイズの例>

 

・ウォーキングしながら引き算をする。(引く数字を7と決めておき、100→93→86…と声に出しながらウォーキングなどを行う)

 

・数人でウォーキングしながら、しりとりをする。(「バナナ」→「バナナ・ナシ」→「バナナ・ナシ・シカ」→「ナシ・シカ・カエル」…というように、2つ前の人の言葉を言ってから答えるなど)

 

国立長寿医療研究センターのホームページには、上に紹介したほかにもいろいろなコグニサイズが紹介されています。コグニサイズはたまに間違える程度の負荷がちょうどよいとされているので、間違っても笑って楽しめるくらいの気持ちでチャンレンジしてみては?

 

参考情報:

『体と脳の若返り応援ノート』現代けんこう出版 監修・島田裕之
国立長寿医療研究センター 「コグニサイズとは?」

 

(照井みき)

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